サラダやロールキャベツ、お好み焼きなど『食卓の主役から脇役』までこなす野菜のキャベツ！生で食べても、加熱をして食べても甘くて美味しい野菜で料理には欠かせませんよね。
特徴
-
葉の構造
- 葉が重なり合って結球（丸く巻く）する品種が多い
- 結球しない「葉キャベツ」や「ケール」もある
-
味と食感
- 生：シャキシャキした食感と甘みがある
- 加熱：柔らかくなり、甘みが増す
-
栄養素
- ビタミンC：免疫力アップ、美肌効果
- ビタミンK：血液凝固や骨の健康に関与
- 食物繊維：腸内環境を整える
- カリウム：むくみ防止
-
種類
- 春キャベツ：柔らかくて甘い（生食向き）
- 冬キャベツ（寒玉キャベツ）：葉が厚くしっかりしている（煮込み向き）
- 紫キャベツ：紫色の葉を持ち、サラダに使われる
-
料理との相性
- 生：サラダ、コールスロー、千切り
- 炒める：野菜炒め、焼きそば
- 煮る：ロールキャベツ、スープ
- 漬ける：浅漬け、ピクルス
寒さに強く、育てやすい
-
-
-
- 冷涼な気候を好み、寒さに強い。
- 栽培期間が長いが、比較的丈夫で家庭菜園でも育てやすい。
-
-
キャベツは生でも加熱してもおいしく、さまざまな料理に使える万能な野菜です！
そんな【キャベツ】の栽培方法について説明します。
1. 栽培スケジュール
キャベツは品種によって栽培時期が異なります。
- 春キャベツ（3～6月収穫）→ 9～11月に種まき
- 夏秋キャベツ（7～11月収穫）→ 3～6月に種まき
- 冬キャベツ（11～3月収穫）→ 7～9月に種まき
2. 土作り
- 水はけと保水性の良い土壌を準備する。
- 種まきの2週間前に苦土石灰（1㎡あたり100g）をまいて耕す。
- 1週間前に堆肥（2～3kg/㎡）と化成肥料（100g/㎡）を施し、よく混ぜる。
堆肥の種類は、完熟牛糞堆肥を。化成肥料の種類は、窒素（N)：リン酸（P）：カリ（K)の比率が、８：８：８の低度化成肥料がおすすめです。
3. 種まき・苗の育成
- 直まきまたはポット育苗で育てる。
- 本葉が3～4枚になったら、株間40～50cmで植え付ける。
4. 水やりと管理
- 植え付け直後はたっぷり水をやる。
- 乾燥が続くときは適度に水やりするが、過湿は避ける。
- 成長期には追肥（化成肥料30g/㎡）を2～3週間ごとに施す。
5. 害虫・病気対策
- アオムシ、ヨトウムシ対策として防虫ネットを活用。
- うどんこ病や黒腐病対策に、風通しをよくし、適度な間引きを行う。
6. 収穫
- 巻きがしっかりしてきたら、根元から切って収穫。
- 収穫が遅れると裂けやすいので適期に収穫する。
キャベツは比較的育てやすい野菜なので、家庭菜園にもおすすめです！
コメント